【発達障害といじめ】

発達障害を持つ児童生徒の多くがいじめのターゲットになりがちです。
欧米では、発達に障害のある子ども達の7割以上がシビアないじめを経験しているという報告もあります。
いじめは、それを受けた側の心を生涯にわたって痛めつけ、その後の人生を変えてしまう大きな問題でありますが、実際にはいじめる側の心の問題であり、いじめっ子の方も成人期の社会生活上の不適応も大きいという報告もあります。
いじめを撲滅する努力は、いじめられっこといじめっこの両方の心を救済することであり、これは子供時代に大人が責任をもって切り込んでいくべき課題であります。
そのため、発達障害のある児童生徒の在籍するクラスは、クラス全体の学級経営にこの点を意図的に大きく位置づけた取り組みが肝心となります。

このセミナーでは、それらすべての重要課題を取り上げ、さらに、発達障害のある児童生徒自身に、いじめ対処スキルを具体的に教えていく方法についても教授します。
学校の先生方、特別支援教育コーディネーターの先生方、支援職の先生方には、ぜひ受けていただきたい内容です。

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